新人が看護師に向いていないと思う原因と解決方法のアドバイス!

看護師の仕事は、質も量もとても多くて大変な仕事です。経験が浅い新人看護師は自信がなくなり、「自分はもう無理。看護師に向いていない」と落ち込む人も多いと思います。

「無理、向いていない」と決める前に、原因を冷静に考える必要があります。

原因が分からないままだと、今の状態は一向に改善されません。

きっと解決法が見つかると思いますよ。

今回は、「看護師は無理、向いていない」と悩んでいる新人看護師さんに対して、悩みが解決できるようなアドバイスしていきたいと思います。

看護師に向いていないと思う理由

看護師は医療行為の手技や、患者さん、家族に対する接し方、職場の人間関係、交替勤務、仕事内容はたくさんあります。

経験が浅い看護師は必ずしも満足がいくようにいきません。

そんなとき、多くの新人看護師は自信がなくなり悩み、落ち込んでしまいます。

新人看護師が「看護師に向いていない」と感じる理由を見てみましょう。

人手不足の忙しさにパニックになる。

救急外来や急性期病棟などはいつも忙しく、仕事中に何かわからないことがあっても、質問できない雰囲気があり、パニックになり、自分は足手まといだと思い「向いていないんじゃないか」と落ち込んでしまいます。

そんな時、ミスをしたら、さらにまた自信をなくしてしまいます。

同期の看護師と比較してしまう

自分を同期の看護師や年の近い看護師と比較してしまいます。

例えば、自分と同期の看護師は、「患者さん、その家族と和やかに会話ができて、すごく信頼されている」
「上司や先輩に気に入られている」
と感じると、自分の未熟さを痛感してしまいがちです。

でも、うまく立ち回れる人だけが、看護師として優秀なのかというと、そうではありません。

看護師として何が必要で、大切かをよく考えて、自分の強みを見つめ直すのもいい方法です。

患者、その家族からのクレーム

最近は、モンスターペイシェントと呼ばれています。

看護師は、ある程度は避けられない問題です。

勤務先で、あまりにも多い場合は病院自体に問題があることもあります。モンスターペイシェントの原因は医師とのコミュニケーション不足という指摘もあります。

科により頻度も変わり、特精神科に多いと言われています。

病院内でクレームに対する対処方法を指導して、対策をとっているかも重要です。

看護師を守るのも病院の義務だからです。

それでも無理と感じる場合は「科を異動する」「看護経験・資格を活かせる仕事へ転職する」のもひとつの方法です。

まずは、今の病院の師長や先輩に相談してみましょう。

医療行為が苦手

医療行為を苦手と感じ、看護師には向いていないと思う理由でよく見られます。

でも、最初から上手な人はいないです。経験を積んで次第に上達していきます。

看護の現場では、ベテラン看護師でも苦労することはたくさんあります。

みんな苦手なところはあるんだと思って、経験を積んでいきましょう。

人間関係になじめない

いじめがある、派閥がある、意思疎通がないなど人間関係は色々でしょう。

いじめは、今すぐ転職を考えた方が良いです。

派閥があるなら、終わることはないと思います。
巻き込まれて、いじめにあって辞めた看護師も少なくありません。

規模が大きな病院では新人看護師を多く採用するところは、同年代の看護師が多く自分の未熟さが目立ちません。

しかし、ベテラン看護師ばかりのところに自分だけ若い看護師だと浮いて、居づらさを感じてしまうでしょう。

でも、それと「看護師に向いていない」というのは別です。同僚との年齢差は、他の業種でも同じです。

そのような職場でもうまくできている新人看護師もいますが、自分は無理だという場合は、思い切って転職を考えてみましょう。

命を預かる仕事が怖い

看護師になり、実際に医療の現場で人の死と向き合うと怖くなってしまいます。

自分のミスが死期を早めてしまうことになってしまったらと思うと不安で怖くなりますよね。

しかし、それが看護師の仕事で、やりがいを感じる人が多いのも事実です。そういう不安がどうしても大きい場合は、転職を考えるのもいいでしょう。

次のような職場なら落ち着いて仕事ができます。

例えば、美容クリニック、検診センター、眼科や皮膚科のような命に関わる確率が低い診療科、デイサービス、のような職場は、落ち着いて仕事ができると思います。

ただ、看護師として働くには、多少でも命に関わることがあるということは理解してください。


看護師は、「無理、向いていない」と思うときの解決方法

転職する

看護師にやりがいや魅力を感じるけれど、今の職場が合わない場合は転職がおすすめします。

でも、その前に本当に今の職場が自分に合っていないのかは、確かめる必要があります。

原因が職場にある時

職場内で理不尽な要求や、きちんと指導や説明がしてもらえない、ベテランスタッフばかりで話が合わないなどの場合は、働きやすい職場を探すと解決できます。

自分で転職先を探すのは大変なので、看護師求人サイトに相談してみましょう。

原因が自分にある時

看護師の必要なスキルや手技がまだ未熟な場合、転職しても状況は変わりません。経験を積む点は逃げずに乗り越えましょう。

必ず自信がつきます。

看護師を辞めてみる

「看護師に向いていない」心身の不調をきたすなら、看護師の仕事を離れてみるという方法があります。

離れてわかること、気づくことがあれば「また看護師としてもう一度やってみよう」と思うかもしれません。

そんなときは、いつでもまた再出発してみましょう。

もう少し頑張ってみる

もう少し今のままで頑張るという選択肢もあります。

それで成長できることもありますが、無理をしたまま過ごすことになります。それでは楽しくありません。

転職して今とは違う職場を見るのも方法の一つです。すぐに転職しなくても、看護師求人サイトに相談していいアドバイスをもらうのもいいと思います。


まとめ

経験年数のない新人看護師は、小さなミスや職場の人間関係、患者さん、その家族との接し方などで悩み、「看護師に向いていない」と悩み、落ち込んでしまいます。

経験を積んで解決することもあれば、職場を変えることで解決することもあります。自分で勉強や練習することも大切です。

冷静に考えて、「向いていない」と思う原因が何なのか、それに合った対処法を探りましょう。

「また看護師として働きたい」と思えるときがくると思います。

それでも看護師が続けられにないなら、看護師の資格を活かして働く道もたくさんあります。

せっかく頑張ってとった看護師の資格ですから、資格を活かして頑張って欲しいと思います。


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